南木曽町の伝統産業の中には「和紙」もあるんです。
木曽ひのきが有名で、木地師の里があるほどこの地は木と共に生きているけれど、しかし田立という地区には、美濃和紙の系統を継ぐ手漉き和紙が今でも生産されているんですよ。一旦は途絶えてしまったけれど、保存会が発足して「和紙の家」が作られ体験もできるようになっています。地元の人100人くらい会員だそうで、でも作り手は10人いないほど。ただいま絶賛後継者募集中なんだそうです。
木曽ひのきが有名で、木地師の里があるほどこの地は木と共に生きているけれど、しかし田立という地区には、美濃和紙の系統を継ぐ手漉き和紙が今でも生産されているんですよ。一旦は途絶えてしまったけれど、保存会が発足して「和紙の家」が作られ体験もできるようになっています。地元の人100人くらい会員だそうで、でも作り手は10人いないほど。ただいま絶賛後継者募集中なんだそうです。
田立の和紙は、工芸品ではなくあくまで生活で消費されるものとして、障子紙などに使われていました。穏やかな触りごごち、そしてなんといっても柔らかな光に変えてくれる心地良さ。決して安価なものではないけれど、一般的な障子紙とは差は歴然。私の家も田立の和紙にしたい...しよ。
そんな田立和紙を今回作品に使いたい!と言ってくれたアーティストの宮内理さん!
彼女の作品は、平面とはいえ、様々な素材をミックスさせてつくるコラージュや、空間を演出するインスタレーション。そこに和紙をどのように使うのか、気になりますね~~。
ということで、「和紙の家」にどんなものがあるのか見に行ってきました。
和紙づくりは農家の方の冬の仕事ですからね、今の時期は生産はしていませんが、見せていただきました。
彼女の作品は、平面とはいえ、様々な素材をミックスさせてつくるコラージュや、空間を演出するインスタレーション。そこに和紙をどのように使うのか、気になりますね~~。
ということで、「和紙の家」にどんなものがあるのか見に行ってきました。
和紙づくりは農家の方の冬の仕事ですからね、今の時期は生産はしていませんが、見せていただきました。
白紙、サデ紙、シワ紙、黒皮紙、色紙...などなど
和紙を漉くと最後の方は、原料の楮(こうぞ)がまばらになってしまうのですが、そこも無駄なく紙にしてたり、シワをつけたり、皮を入れて模様にしたり、
なるほど、和紙一つとっても加工するとほんとうにいろんな表情がある。これは、楽しみだ。
ハリボテのようにも、紙吹雪みたいにもなるし、純粋にキャンバスにもなるし、もちろん光と合わせて!素材を手にすると実感が湧いてくる。私も使いたくなってきました。