9月12日(土)は、NAIRアーティスト4人と一緒にひのきのカンナくずを使って「未確認生物UMA」を作るワークショップを行いました。夏が戻ってきたような日差しのなか、南木曽町や隣町からこどもと大人たち60人以上の方に参加していただき、みんな夢中になって作りました。今回は、テレビ局、新聞社の方たちにも来ていただきました。大量のひのきのカンナくずは南木曽町の木に関する業者さん(材木、建築、製材業)で構成されたWoody Create Nagiso から提供していただきました。お風呂桶や製材の制作過程でたカンナくずは、本来なら捨てられてしまうもの。でも今回は素材として大活躍しました。こどもたちは今まで見たことのない量のカンナくずを前にして、すでに遊びたくてウズウズしている様子。早速流れを説明して、まずはカンナくずを色とりどりのメッシュの袋(実は種もみ用の農作業の袋なんです)に詰め込みます。よーいドン!でみんな走り出して駆け寄り、両手いっぱいのカンナくずを詰め込み始めました。もう無我夢中で歓声を上げながらカンナくずのプールに飛び込む子どもや、カンナくずを頭に掛け合いっこをする子どもたち。はじける笑顔のこどもたち。袋詰めが終わったらしばし休憩、お茶を飲んで少しリフレッシュです。そして、次は袋詰めされたひのきのブロックを思い思いの形にしていきます。今回、袋同士をモールでつなげるという方法を選んだのは、ホッチキスは危ないし、簡単でしかも見栄えもする方法は何かないかなのと4人で考えて決めました。他には、色紙を手でちぎったり、ハサミで切ったりしたものを未確認生物の目や口にしてカラーテープで貼ったり、お母さんたちが作ったポンポンを毛にしたり、こちらが思いつかないような方法でどんどんUMAが出来上がっていきます。こどもたちはまだまだ作りたい様子で、一度休憩しようかという言葉にも「やだー、あと1時間!」と嬉しいことを言ってくれます。そして20分ほど延長して作られたみんなそれぞれ違う形のまさにUMAが誕生しました。龍みたいに長いUMAもいれば、ワニのように牙を生やしているUMAや、犬のように耳がついているUMAもいます。最後はお父さん、お母さん、こどもたちみんなでUMAと一緒に記念撮影です。お父さん、お母さん、みなさん来てくれて本当にありがとうございました。私たちも本当に楽しんでしまいました。そしてちびっこアーティストさん、本当に暑い中がんばったね!どうもありがとうございました!
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